いざ転職したいと思ってもどの会社を選べば良いか分からないと思います。なにせ日本には約200万社(個人事業主を除く)もあります。
そこで少しでも転職したい人の転職先選びの手助けになれば良いなと思い、私の転職体験談も交えながら記事にすることにしました。
読んで欲しい人
- エンジニアとして自分自身どんな仕事をしたいのかわからない人
- 転職先をどうやって絞り込んだら良いかわからない人
僕の場合、ITベンダーでWebアプリケーションの開発経験があり、転職後もWebやパブリッククラウドの知識や経験を活かして働きたいと思っていました。また、自社でBtoCのサービスを開発をしている企業に絞って転職先を探すことにしました。出来るなら、より多くの人、世界中の人が使っているシステムを開発したかったので、大企業であることも優先しました。
己の価値観と向き合う
どんなときにやり甲斐を感じるのか
ところで、現在どんな時にやり甲斐を感じて仕事しているでしょうか
(一例)
- 委託元であるお客様とプロジェクト完了の喜びを分かち合うとき
- エンドユーザーさんが自分の開発したシステムを使ってくれているとき
- 最先端や流行りの技術を活用してシステムを開発しているとき
- 会社のなかで活躍が認められたとき
- お客様から信頼されていると実感したとき
どれも嬉しいことですが、優先順位を考えて自分にとって何が重要か考えてみましょう
僕の場合は、エンドユーザーさんが自分の開発したシステムを使ってくれているとき特にやり甲斐を感じます。
どんなシステムを創りたいのか
BtoBかBtoCか
BtoBの業務システムであれば、システムの利用者はお客様の従業員にされるため、多少使い勝手が悪くても使える品質の良いシステムであれば良いことが多く、何より、お客様の情報システム部門が予算内で満足いくシステムが完成すればプロジェクトは成功だったと評価されがちです。
一方、BtoCのシステムの場合は、市場分析の精度やシステムの使いやすさや機能が、PVや売上にそのまま反映されて、サービスの評価に直結する分シビアですが、自分が提案した仕様や実装した機能が評価された時は嬉しいものです。
どんな立場で仕事をしたいのかを考える
コーディングしたいのか
自分で手を動かしてプログラムを書きたいのか、設計やプロジェクト管理をしてプログラムは書かなくて良いのか、はっきりさせておかないと、転職後に後悔することになります。
僕の場合は、まだまだプログラムを書きたかったので、自分で手を動かしてプログラムを書かせてくれる立場の求人を探しました。
自社開発か受託開発か
長くなりそうなので別記事にしようと思います。
なにが自分にとっての”転職成功”なのか
年収が上がることだけが、転職成功なのでしょうか。
僕はというと、基本給もボーナスも増えて労働時間あたりの収入(時給)は上がりましたが、残業時間が減ったので年収は下がりました。
どの業種が良いのか考える
僕はどの業種が良いのかは、悩みました。
どこへ行っても仕事していけるし、フリーランスという選択もできると思っているので、いま挑戦したいことを優先しました。定年まで同じ会社で働きたいのなら、ちゃんと業界分析をしてください。
IoT時代にモノとクラウドの繋がりが重要視されているいま、モノとサービスの両方を開発できる会社ならではの、自由度の高いシステムを構築できるという強みがあると感じて、メーカーを選びました。
応募
企業のキャリア採用ページから直接応募する方法や、転職エージェントを利用する方法があります。
ちなみに僕は直接応募で1社のみに絞って、採用試験を受けました。
直接応募
企業のキャリア採用のページから応募します。
転職エージェントを使う
リクルートエージェント、マイナビエージェントを試してみました。
利用してみての所感としては、自分の経験やスキルで入社できる範囲を知ることもできたのでその点は良かったですが、自分で応募した方が良いな。と思いました。
転職エージェントには、非公開求人といってサービス利用者限定で公開している求人があることは知っていて期待していたのですが、僕にとって惹かれる求人はありませんでした。
良い点も紹介しておくと、履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたり、面接練習もしてくれるようです。なので、書類を確認してくれる人が身近に居なかったり、面接練習をしてくれる人が身近にいない方(一人暮らしの方など)には、メリットになると思いました。僕の場合は妻や義兄が書類の添削や面接練習に付き合ってくれました。
あと、転職で大量に採用試験に応募して、スピーディーに転職したい!という方にも、転職エージェントはおすすめです。同時並行で面接を受けるとスケジュール管理や書類作成、面接練習に追われることになります。スケジュール管理はエージェントがやってくれますし、書類も他社用との差分を考える必要はありますが、ほぼ転職エージェントがやってくれます。
転職エージェントはこんな方に向いています
- 作成した履歴書や職務経歴書を添削してほしいけど、周りに見てくれる人が居ない
- 面接練習してほしいけど、練習に付き合ってくれる人が居ない
- 同時並行でスピーディーに転職を進めたいが、現職が忙しいのでスケジュール管理や書類作成などの面倒なことは誰かに任せたい